【変形性関節症の治療でお悩みの方へ】

記事の監修

グランソール奈良 院長辻村 貴弘

<経歴>

2000年3月奈良県立医科大学大学院薬理学専攻修了
2001年4月グランソール奈良開設 院長に就任
2005年3月医療法人拓誠会 辻村病院 理事長に就任
2010年3月京都府立医科大学大学院免疫・微生物学専攻修了
資格:医学博士、日本人間ドック学会認定医

“関節の痛み”に再生医療の選択肢を!

年齢を重ねるにつれて、多くの方が膝・肘・肩などの関節に痛みや違和感を覚えるようになります。

特に「変形性関節症」は、関節の軟骨がすり減ることで炎症や痛みが生じ、日常生活に支障をきたすことも少なくありません。

湿布や注射、リハビリといった保存的治療で症状を緩和できるケースもありますが、根本的な改善が難しい場合や、手術に踏み切れない方も多いのが実情です。

そうした中、再生医療による「幹細胞治療」が新たな選択肢として注目されています

自分の脂肪から採取した幹細胞を用いて、傷んだ組織の修復を促すこの治療法は、手術に頼らず関節の機能回復を目指せる方法として期待が高まっています。

当院では、院内に細胞培養加工施設(CPC)を完備し、安全かつ新鮮な幹細胞を使用した質の高い治療を提供しています。

関節の痛みにお悩みの方に向けて、再生医療の可能性をわかりやすくご紹介します。

 

変形性関節症とは?その原因と進行メカニズム

変形性関節症は、関節の軟骨がすり減ることで炎症や痛みが生じる疾患です。

主に膝・肘・肩などの関節に起こり、加齢による変性が原因とされていますが、過去のケガや過度な運動、肥満もリスク因子です。

初期には違和感や軽度の痛みから始まり、進行すると関節の腫れや可動域の制限、強い痛みを伴うようになります。

特に高齢者に多くみられ、日常生活の質(QOL)に大きく影響を及ぼすため、早期のケアや予防が重要です。

 

従来の治療法とその限界

変形性関節症に対する従来の治療法には、消炎鎮痛薬の内服や外用、ヒアルロン酸注射、リハビリなどが一般的です。

これらは痛みの緩和を目的とした対症療法であり、進行を止めることは難しいとされています。

症状が進行した場合、人工関節置換術といった手術が選択されることもあります。

しかし、体への負担や回復期間、将来的な再手術の可能性などの課題もあります。

より根本的かつ身体にやさしい治療法が求められています。

 

幹細胞治療ってどんな治療?

 

幹細胞治療とは?再生医療による新たな選択肢

幹細胞治療は、自己の脂肪組織や骨髄から採取した幹細胞を活用します。

それらを培養して投与することで、関節の修復や炎症の抑制を目指す再生医療の一種です。

幹細胞は損傷部位の修復を促す性質を持ち、関節の軟骨再生や痛みの軽減・機能改善が期待されています。

注射のみで治療が完了するため、身体への負担も少なく、早期回復が見込めます。

手術に頼らず根本改善を目指せる、新しい選択肢として注目されています。

*幹細胞治療の詳細はこちら

 

対象となる関節:膝・肩・肘などの症状に対応

幹細胞治療は現在、日本では自由診療の扱いになっており、保険適用はありません。

そのため、治療費は自己負担となります。治療費用は内容や回数によって異なります。

当院では、初回の診察・検査から幹細胞の採取・投与までを含め、1回あたり1,320,000円(税込)〜となっております。(※料金は一例)

長期的に薬や注射を続けるよりも、将来的な医療費やQOLの向上を考慮すれば、十分に価値ある投資といえる可能性があります。

詳しい費用についてはご相談ください。

*幹細胞治療の詳細はこちら

 

幹細胞治療の流れと治療期間

当院では、まずはじめに問診や画像診断を行い、治療が適応となるかを判断します。

適応であれば、局所麻酔下で脂肪組織を採取し、細胞培養加工施設(CPC)で幹細胞を培養します。

約6週間後、幹細胞を患部に注射します。

治療後は経過観察を行いながら、必要に応じてフォローアップも実施します。

専門医による万全のサポート体制で、安心して治療を受けていただけます。

 

グランソール奈良で行う治療の特徴

 

当院で受けられる幹細胞治療の特徴

当院では、幹細胞治療の安全性と有効性を最大限に高めるため、院内に細胞培養加工施設(CPC)を併設しています。

これにより、採取した細胞を外部に輸送する必要がありません。

また、クリーンな環境で培養し、新鮮な細胞を投与することが可能です。

ご自身の細胞を培養し、注射で投与するため、体への負担も少なく入院不要です。

さらに、専門医によるきめ細やかなサポート体制のもと、安心して治療を受けていただける環境整備に努めております。

 

治療費のご案内と保険適用について

現在、日本国内では自由診療に分類されており、公的医療保険の適用対象外となります。

そのため、治療費は全額自己負担となります。

当院で提供している幹細胞治療は、診察・脂肪採取・細胞の培養・投与、投与後のフォローを含めて1,320,000円(税込)〜となっております。

費用は治療部位や回数により異なりますので、詳細についてはお気軽にお問い合わせください。

長期的な薬物療法や手術と比較し、将来的な医療費の軽減や生活の質の向上につながる価値ある医療として、多くの方に選ばれています。

*幹細胞治療の詳細はこちら

 

まとめ:関節の痛みを我慢せず、未来の医療へ

変形性関節症による膝や肘、肩の痛みは、年齢とともに多くの方が抱える悩みです。

従来の治療で十分な改善が見られない場合や、手術以外の選択肢を探している方にとって、幹細胞治療は身体への負担が少ない再生医療として注目されています

当院では、細胞培養加工施設(CPC)で加工した高品質な幹細胞を使用し、安全性と効果の両立を実現しています。

さらに、専門医が一人ひとりの状態に合わせた丁寧なサポートを行うことで、より安心して治療に臨んでいただけます。

関節の痛みを「年齢のせい」と諦める前に、まずはお気軽にご相談ください。

あなたらしい快適な毎日を取り戻すお手伝いをいたします。

 

厚生労働省への届出(治療提供計画)一覧

再生医療等の安全性の確保等に関する法律の一部改正について