一人ひとりの生活に寄り添ったがん治療を がん免疫細胞治療


がん免疫細胞治療とは?
体にはもともと病気を治す働きである自然治癒力が備わっています。
この自然治癒力の主体が免疫であり、いわゆる免疫力や抵抗力と呼ばれるものです。
免疫を強化して病気を快復(回復)させることを基礎とする治療が免疫細胞治療と呼ばれています。
あらゆる症状・ステージのがんに対し治療をお受けいただくことが可能です。
免疫細胞治療とは、抗がん効果と免疫力向上を目指した
本質的に副作用が少ないとされる、集学的がん治療の基盤となりうる治療法です
- 多様ながん種・病期の患者様が対象です
- 本質的に副作用が少ない治療法です
- 他治療との併用治療が可能です
- 外来通院にて治療を行います
(入院の必要がない)
治療が可能ながん種
- 肺がん
- 胃がん
- 大腸がん
- 乳がん
- 食道がん
- 肝臓がん
- すい臓がん
- 子宮頸がん
- 卵巣がん
- 胆管がん
- 前立腺がん
- 腎臓がん
- 胸腺腫瘍
- 骨肉腫
- がん性胸膜炎
- がん性腹膜炎
- 上喉頭がん
- 脳腫瘍
※一部の造血器腫瘍等、治療ができない場合がございます。
詳しくはお問い合わせください。
免疫細胞治療と標準治療との併用を推奨しています

がん治療は手術、抗がん剤、放射線治療の標準治療を組み合わせて行う「集学的治療」が重要であると考えられています。
免疫細胞治療は、その集学的治療の基盤となりうる治療法のひとつとして考えられています。
併用することによって標準治療のさらなる効果向上や、QOL(生活の質)の維持・改善効果も期待できます。
このため、がんと診断されたときに、標準治療を始めると同時に免疫細胞治療についても検討されることを推奨しています。
グランソール奈良では、再生医療等安全性確保法に準拠した管理体制のもと、細胞培養を実施しております。
このような方が免疫細胞治療を検討されています。
-
がんの再発が心配
-
副作用の強い治療は
望まない -
さまざまな治療法を
検討している -
治療中も生活の質を
維持したい
まずは、お気軽にご相談ください。
お電話でのお問い合わせ
資料のご請求、無料相談受付はこちら
がんと免疫細胞治療
ひとの身体にはがん細胞が自然に発生しています。しかし同時にがん細胞を抑え込む力も生まれながらに身についています。がん細胞が増えるのを抑え、がんという病気に進展するのを防いでいるのが身体の治癒力、抵抗力であり、その中心になっているのが「免疫力」です。免疫力は加齢により弱まることが知られており、これががんの発症の原因の一つであると考えられています。
免疫にはふたつの種類「自然免疫」と「獲得免疫」があります。
人間のからだにはもともと備わっているナチュラルキラー(NK)細胞と呼ばれる免疫細胞があります。ウイルスやがん細胞など外敵を殺傷する能力を持ち、常に体内をパトロールし、発見した場合は即時に攻撃をします。この様な生まれつき備わっていて、病原体や害となる細胞に対して、いち早く認識して攻撃をするのが「自然免疫」です。
一方「獲得免疫」は病原体やウイルス等異物に感染した時に、その病原体の情報を記憶し、再び侵入された時にいち早く対処できるように学習するのが特徴です。インフルエンザやBCGなどのワクチンはこの仕組みを利用しています。

白血球
体内に侵入した異物や細菌を処理する免疫機能を担う血球です。
リンパ球
免疫の主役であり、単体で攻撃できるNK細胞や単体のマクロファージや樹状細胞から指令があると動き出すT細胞やNKT細胞が属します。
顆粒球
細菌や寄生虫退治を得意とし、好中球、好酸球、好塩基球が属する。
単球
血液内に存在し、組織内に移動するとマクロファージや樹状細胞に変化する。
活性化自己リンパ球治療とは
体内から採血によって取り出した免疫細胞を体外で増殖活性化させて再び体内へ戻し、免疫力のバランスの調整・抗がん効果を図ります。

- がんを見つけ次第退治するNK細胞
- 常に体内をパトロールしています。がん細胞を見つけると直ちに攻撃を開始し、がん細胞を破壊します。
- 自らも戦う、免疫細胞のドンNKT
- 抗原を隠しているがん細胞を見つけ出し、直接攻撃・破壊することができます。キラーT細胞とNK細胞の両方の性質を持つ新しいタイプのリンパ球です。
- 指令に忠実なキラーT細胞
- 抗原を持っているがん細胞を破壊する力を持っています。
樹状細胞ペプチドワクチン治療とは
体内から採血によって取り出した免疫細胞を体外で増殖活性化させて再び体内へ戻し、免疫力のバランスの調整・抗がん効果を図ります。

- 敵の情報を入手し攻撃目標を伝達する樹状細胞
- 樹状細胞とは、抗原提示細胞として機能する免疫細胞の一種であり、抗原提示細胞は自分が取り込んだ抗原を、他の免疫系の細胞に伝達する役割を持っています。
免疫細胞治療の副作用
免疫細胞治療の一番のメリットとも言われるのは副作用が少ないことです。
この治療は、ひとのからだに生まれつき備わった免疫力を生かし、免疫細胞をからだの外でその数を増やし、
機能を強くしたのちに再びからだに戻します。ご自身の細胞を用いて行う治療なので安心して取り組める治療であるといえます。
副作用における主な症状
- 軽度の発熱
- 採血・投与時による穿刺部の内出血
- ごく稀にアレルギー反応によるアナフィラキシー
- 採血・投与時による穿刺部の内出血
- (免疫細胞はヒト血清アルブミン製剤含有生理食塩水あるいは輸液製剤等に浮遊させ治療用細胞液としているため、薬剤に対するアレルギーを起こす可能性があります)
- 自己免疫疾患の悪化
- (関節リウマチなどの自己免疫疾患に罹患されている方は、悪化の可能性があります)
※免疫チェックポイント阻害剤においては、特有の副作用が問題視されていますので、治療中の方は必ず担当医へ申し出てください。
グランソール奈良では、法律に準拠した管理体制のもと、
細胞培養を実施しております
- 法律に準拠した
細胞培養加工施設完備 - 医薬品製造と同等基準の
製造・品質管理体制
当院では「再生医療等安全性確保法」に基づき治療を提供しています

2014年の法律施行により、免疫細胞を用いた治療は法律に従って、計画・実施することなりました。
当院も法律に基づいて、厚生労働省に認定された 「グランソール認定再生医療等委員会」で審査を経て、再生医療等提供計画書を厚生労働大臣に届出・受理されています。
再生医療等提供医療機関
厚生労働省届出 計画番号:PC5150001,PC5150002,PC5150003,PC5180068
再生医療等安全性確保法に基づいた管理体制
当院の免疫細胞治療は、併設の細胞培養加工施設にて免疫細胞を調整。
国や法律の基準に準じた確かな管理体制のもと細胞をお預かりいたします。



再生医療等提供医療機関(厚生労働省届出 計画番号:PC5150001-4)
細胞培養加工施設完備 (厚生労働省届出 施設番号:FC5140001)
がん免疫細胞治療の流れ
資料請求・予約(無料)
まずはお電話もしくは下記のフォームにて受診日をご予約ください。
診察情報提供書や画像データ等、症状の経過に関しての資料があれば来院時にお持ちください。(※必須ではありません)
診察・ご相談
当院へご来院いただき患者様御本人もしくはご家族様にグランソール奈良のがん免疫細胞治療についてご説明させていただきます。また、現在の症状や治療のご状況をお伺いし、治療の方針と日程を決定します。
採血・検査
血液を採取し、それぞれに応じた検査を実施いたします。厚生労働省の基準に準じた高度な管理体制のもとお預かりした細胞を当院の施設にて、分離し培養します。
治療(細胞投与)
採血から約2週間後、培養した細胞を点滴投与(活性化自己リンパ球治療)もしくは注射(樹状細胞ペプチドワクチン治療)にて体に戻します。
※1クール全6回となります。目安は2週間に1回となりますが、治療日程はご相談に応じて決定いたします。

診察・効果判定
1クール(6回投与)後、結果を見て今後の治療について方針を決定します。
治療費について
- 診療内容
- 費用内訳
- 相談・初診料
- 11,000円(税込)
※治療法、実施回数は医師との相談のうえ、ご希望に合わせて決定いたします。
- 検査費用
- 各5,500円(税込)
※「感染症検査」は初回時に必須となります。
- 活性化自己リンパ球治療
(T細胞治療) - 1回 286,000円(税込)×実施回数
1クール(6回)1,716,000円(税込)
- 活性化自己リンパ球治療
(NK細胞治療) - 1回 352,000円(税込)×実施回数
1クール(6回)2,112,000円(税込)
- 活性化自己リンパ球治療
(T細胞治療+ガンマデルタNKT
細胞治療) - 1回 352,000円(税込)×実施回数
1クール(6回)2,112,000円(税込)
- 樹状細胞ペプチドワクチン治療
- 1回 352,000円(税込)×実施回数
1クール(6回)2,112,000円(税込)
※がん免疫細胞治療は自由診療で健康保険の適用外となり、治療費は全額自己負担となります。
※日本の公的な健康保険証をお持ちでない方のコース及び料金は、上記価格とは異なります。
※通訳に関しては、事前予約が必要となります。(別途通訳料金がかかります)
再生医療に関するお問合せ
当院では気軽にお問合せいただけるよう、専任のコンシェルジュが在籍しております。
がん免疫細胞治療に関する相談、質問など些細なことでもご相談ください。
お電話でのご相談窓口
0745-84-9333月~土 8:30~16:30
メールでのご相談窓口
LINEでのご相談窓口


WEB・LINEでのお問い合わせは24時間受付可能です。
WEB・LINEのお問合せは3営業日以内にご返答いたします。
お急ぎの場合はお電話にてお問合せください。3営業日経過しても返信がない場合は恐れ入りますが代表電話0745-84-9333迄ご連絡ください。
免疫細胞治療のフォローアップ
治療期間中のフォローアップ体制
再生医療担当医、看護師、コンシェルジュが連携し、患者様お一人お一人に寄り添った対応をさせていただきます。
電話診察やオンライン診察にも対応
治療期間中、次の治療日迄に「医師に相談したい」「他院で行った結果を見て欲しい」など来院できないけど担当医に相談したい内容等についてコンシェルジュがお伺いし、オンライン診察等の調整を行います。
治療における主なリスクや副作用
ごく稀に治療後の発熱を認めることがございます。
樹状細胞ペプチドワクチン治療においては、注射後に赤い発疹や皮膚の硬結ができることがあります。
※がん免疫細胞治療は公的医療保険が適用されない自由診療です。
よくあるご質問
- 免疫細胞治療を受けたいのですが、どうすれば良いですか?
-
この治療をお受けになるにあたり、患者様またはそのご家族の治療内容に対する十分なご理解と同意が必要です。
まずはご予約のうえ、ご来院いただき、担当医からの説明と診察をお受けください。
- 治療を受けるかどうか迷っているのですが?
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まずはお気軽にご相談ください。
専門のスタッフが対応いたします。
- 治療スケジュールについて教えてください。
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治療の開始時期・治療間隔については、当院担当医と患者様との相談のうえ決定させていただきます。
- 副作用はありますか?
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ごく稀に治療後の発熱を認めることがございますが、本質的な副作用はございません。
樹状細胞ペプチドワクチン治療において、注射後に赤い発疹や皮膚の硬結が出来る事があります。
- クール途中で治療を中止する事はできますか?
-
可能です。ご体調等にあわせてお気軽に当院担当医にご相談ください。
- 他の治療法との併用は可能ですか?
-
可能です。当院では標準治療との併用を推奨しています。
- この治療を受けるには入院が必要でしょうか?
-
この治療は外来通院で行います。入院していただく必要はございません。
- 公的保険診療の対象になりますか?
-
自由診療となり、公的保険診療の対象外となります。
民間のがん保険等の適応に関しては各保険会社様へお問い合わせください。
- グランソール奈良にはどのようにしていけばよいですか?
-
お車でも公共交通機関のご利用でもどちらでもかまいません。公共交通機関ご利用の際は、ご予約のうえ、最寄り駅(近鉄大阪線榛原駅)より無料送迎バスをご利用ください。
わたしたちグランソール奈良の想い
一人ひとりの生活の質(QOL)に寄り添います
患者様一人ひとりに寄り添う存在でありたいと思っています。
患者様ご自身が自分らしい生活を送っていただき、人生に幸福を見出していただける、
そのお手伝いをさせていただける、よきパートナーでありたいと思っています。






完治を目指す「がん治療」
免疫療法は、手術などの外科治療、放射線治療、抗がん剤治療といった「三大療法」に対し、”第四の療法”と期待されています。
グランソール奈良では、御自身の血液から採取した免疫細胞を活性化し、再び体内に戻す「がん免疫細胞治療」で、がんに打ち勝つ免疫力を回復・増強させる治療を行っています。
”生きる希望”を持つ治療で、がんと共存しながら生き生きと暮らして頂きたい。
お一人お一人と丁寧にお話しして、納得いく治療をご提案させて頂きます。

医師紹介
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辻村 貴弘 グランソール奈良 院長
2000年3月 奈良県立医科大学大学院薬理学専攻修了
2001年4月 グランソール奈良開設 院長に就任
2005年3月 医療法人拓誠会 辻村病院 理事長に就任
2010年3月 京都府立医科大学大学院免疫・微生物学専攻修了資格:医学博士、日本人間ドック学会認定医
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中村 光利 グランソール未来医療
デザインセンター センター長1985年3月 奈良県立医科大学 卒業
1985年5月 奈良県立医科大学 脳神経外科 臨床研修医
1986年2月 市立松原病院 脳神経外科 医員
1987年7月 大阪警察病院 脳神経外科 医員
1991年3月 奈良県立医科大学大学院医学研究科(脳神経外科専攻)卒業
1991年4月 奈良県立医科大学 脳神経外科 非常勤医員
1992年1月 奈良県立奈良病院 脳神経外科 医員
1994年7月 医真会八尾総合病院 脳神経外科 医員
1996年9月 平成記念病院 脳神経外科 部長
1998年7月 奈良県立医科大学 脳神経外科 助手
1998年9月 WHO国際癌研究機関(フランス) 分子病理研究員
2000年9月 奈良県立医科大学 病理 助手
2006年7月 奈良県立医科大学 病院 准教授
2010年1月 医療法人拓誠会 辻村病院 院長
2017年7月 グランソール未来医療デザインセンター センター長 就任
2018年4月 奈良県立医科大学 脳神経外科 臨床教授資格:日本脳神経学会 専門医、日本がん治療認定医機構 がん治療認定医
治療に関する相談・資料請求と、ご予約・お問い合わせ
営業に関するお問合せは固くお断りいたします。
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