周辺環境と歴史 この宇陀の地は、奈良・吉野の入口に位置し万葉集ゆかりの地でもあります。関西圏からは小旅行にちょうどよい場所で健診を兼ねて、日頃の疲れを癒しに足を伸ばされる方も多くいらっしゃいます。 大神神社(桜井市) 車で約25分 ご祭神の大物主大神(おおものぬしのおおかみ)がお山に鎮まるために、古来本殿は設けずに拝殿の奥にある三ツ鳥居を通し三輪山を拝するという原初の神祀りの様を伝える我が国最古の神社です。 地図を見る 水分神社 車で約3分 崇神天皇の時代に創建された古社。延喜式にも記載されており、古くから信仰を集めました。宇陀郡の総鎮守で水の配分を司る神を祀り、神社の周囲には源頼朝が幼少の頃に苗を植えたとされる杉が立ち並びます。また社殿の後ろには「薬の井」があり、服薬の際にその水を用いると良いとされています。 地図を見る 長谷寺 車で約20分 四季を通じ「花の御寺(はなのみてら)」とも愛称され広く親しまています。桜、牡丹、紫陽花、秋の一面の紅葉…と年間を通じ花の絶えることがありません。山門をくぐり長い回廊を登れば、東大寺に次ぐ大きさの本堂(観音堂)へ通じます。 地図を見る 室生寺 車で約30分 (撮影:矢野建彦) その昔、大和国宇陀には、秋山・沢・芳野の「和州宇陀三人衆」と称される武家がありました。そのうちの沢氏は、北畠氏との関係が深く、北畠氏が天正四年(1576)に滅亡するまで同氏被官として存続したとされます。宇陀室生の女人高野と名高い室生寺には北畠親房の墓を見ることができます。春のしゃくなげ、秋の紅葉も美しい眺めです。 地図を見る 又兵衛桜 車で約10分 2000年のNHK大河ドラマ「葵・徳川三代」の音楽とともに流れるオープニング映像で一躍有名になりました。 地図を見る 奈良・吉野 車で約30分 吉野山の桜は有名ですが、山全体が色づく紅葉も絶景です。紀伊山地の霊場と参詣道はユネスコの世界遺産に登録されています。 地図を見る 写真提供:一般財団法人 奈良県ビジターズビューロー