JICA事業に採択されました

ベトナム国における、がん治療のための医療サービスの質向上にかかる基礎調査

 株式会社グランソール免疫研究所(宇陀市菟田野松井8-1・代表取締役 辻村敦史(つじむら あつし))は、2018年8月14日、国際協力機構(JICA)が4月に公布した「中小企業海外展開支援事業」に応募し、当社の提供する「がん免疫細胞治療」の普及活動をベースとした、「ベトナム国における、がん治療のための医療サービスの質向上にかかる基礎調査(保険医療分野)」の採択を受けました。

 2012年現在、同国では約52万人の病死者のうち、73%をがんが占めており、生活習慣病の患者数増加とがんによる高い死亡率によって、社会経済発展と国民の健康に影響を及ぼし、新たな開発課題に直面しています。これらの社会問題の解決に当社の技術や医療サービスの展開の活用を目指します。

 当グループのベトナムでの活動は長く、2014年には株式会社グランソール免疫研究所はベトナムの「ハノイ医科大学」に対し、「がん免疫細胞治療」の培養技術を提供しており、現在、ハノイ医科大学において臨床試験を行うまでに進んでいます。また、グループの医療機関である「グランソール奈良」での「人間ドック」や「がん免疫細胞治療」の受入れのため、現地の窓口として2017年にはハノイに現地法人「Grandsoul Vietnam Co.,Ltd」を設立し数多くのベトナム人の受け入れを行っています。10月からはJETROの「国際化推進インターンシップ」のプログラムにも参加し、インターンの受入れを行う予定でもあり、医療を通じた国際化推進による地域社旗の発展に寄与しています。

https://www.jica.go.jp/press/2018/20180816_01.html