(平成27年6月19日 奈良新聞)
先日に引き続いて、当院のがん免疫療法が奈良新聞に掲載されました。
昨年末から開始した「樹状細胞ペプチドワクチン治療」とは、
採血して取り出した樹状細胞にがんの目印を記憶させ、樹状細胞が免疫細胞にがん細胞の目印を教えることで、免疫細胞ががん細胞を攻撃する仕組みです。(がん細胞は変装の名人で、自分ががん細胞であることを隠します。樹状細胞はその変装を見破り、免疫細胞にがんの特徴を教えて攻撃の手助けをします)当院では約110種類のWT1ペプチドカクテルを採用し、多くのHLA型(がんの目印)に対応できることが大きな特徴です。
さらに当院ではアフェレーシス(血液の体外循環)の必要もなく少ない採血量(約100cc)で治療できることも患者様の体の負担軽減につながっております。
従来より行っております「活性化自己リンパ球治療」との併用も可能です。